
イントロ
AWSでウェブサイトをホスティングすることは、あなたのビジネスにとって最良の決定の1つです。拡張性と 信頼性が高いだけでなく、セキュリティとコンプライアンスという付加的なメリットも得られます。
しかし、サイトをホスティングする際、ただ "設定したら終わり "ではありません。AWSホスティングを最大限に活用するために、従うべきベストプラクティスがあります。
この記事では、AWSでWebサイトをホスティングする際に従うべきベストプラクティスをいくつか紹介します。これらのヒントに従うことで、Webサイトをスムーズかつ効率的に運営しながら、コストも抑えることができます。
正しいインスタンスタイプを使用する
インスタンスタイプは、仮想サーバーの仕様のセットです。サーバーのCPU、メモリー、ストレージ、ネットワークの容量が含まれます。
AWSプラットフォームでは、さまざまなタイプのインスタンスが利用できます。汎用インスタンス、計算機最適化インスタンス、メモリ最適化インスタンス、ストレージ最適化インスタンスなどです。
Webサイトのインスタンスタイプを選択する際には、Web監査を行い、サイトがどのような作業負荷を持つかを判断する必要があります。たとえば、シンプルなWordPressブログであれば、複雑なeコマース・プラットフォームを実行するサイトほどのパワーは必要ないでしょう。
効果的なSEOのためのオールインワン・プラットフォーム
ビジネスが成功す る背景には、強力なSEOキャンペーンがあります。しかし、数え切れないほどの最適化ツールやテクニックがあるため、どこから手をつければいいのかわからないこともあります。でも、もう心配はありません。効果的なSEOのためのオールインワンプラットフォーム「Ranktracker」を紹介します。
また、サイトのトラフィックがどの程度になるかも考慮する必要があります。多くのトラフィックが予想される場合は、その負荷に対応できるインスタンスタイプが必要です。
どのインスタンスタイプが自分のウェブサイトに適しているかわからない場合は、Amazonが便利なツールを用意しているので、それを使って選ぶとよいでしょう。
オートスケーリングでコスト削減
オートスケーリングとは、AWSの機能で、トラフィックレベルに応じて、自動的にWebサイトの規模を拡大または縮小することができる機能です。
例えば、日中は多くのアクセスがあるけれども、夜間はほとんどアクセスがないWordPressサイトがあるとします。オートスケーリングでは、トラフィックが少ない夜間にサイトをスケールダウンするように設定できます。これにより、必要なリソースに対してのみ支払いが発生するため 、AWSホスティングの請求書を節約することができます。
オートスケーリングは、AWSホスティングのコストを節約するための優れた方法です。また、トラフィックレベルが増加したときにスケールアップできるため、Webサイトを常に最高のパフォーマンスで稼働させることができます。
コンテンツデリバリーネットワーク(CDN)を利用する
CDN(Content Delivery Network)とは、ユーザーの位置情報に基づいてコンテンツを配信する分散型サーバーのシステムです。
例えば、あなたのウェブサイトは米国でホストされていますが、世界中からの訪問者がいるとします。CDNを利用すると、訪問者の所在地に近いサーバーに転送されるため、訪問者へのコンテンツ配信を高速化することができます。スピードは、200のGoogleランキング要因の1つです。